らぶそんぐ

今日も元気にあいどるおたく!

見たかった亮ちゃん

エイト初の夏のドームツアーとなる『ジャム』東京ドーム公演に行って来ました。

 

今年の夏は仕事が変わったり、行きたい現場が重なって時間が全然なくて「とりあえずノスタルジアは聴いとけ!」という友人の言葉に素直にノスタルジアのみ聴いて参戦。レポもネタバレも全く見ていなかったから、完全真っ新な状態でコンサートに臨んだ不届き者ですゴメンナサイ…!

 

 

 

今回のコンサートは前半約1時間がバンド、後半1時間半が通常のジャニコンという2部構成。

価値観の似ている友人が口々に「前半は1回でいいけど後半は何回でも見たい!」というので、なんとなくはわかっていたけれど、前半の記憶はあまりない…(笑)

 

決してバンドが嫌いなわけではないし、メトロックに出演してロックファンからも評価されていたから上手くなってるんだろうな、好きなんだなとは思うけど、如何せん私はそっち方面に大して興味がないからどうにも…彼らは私のためにアイドルしてるわけじゃないし、私は彼らのために見に行ってるわけじゃないから仕方ないって割り切ってるけど。


でも途中、この曲かっこいいなーと思ってなんの曲?って聞いたのが亮ちゃんが作った『Traffic』だった。曲もカッコいいんだけど、照明とリンクして一層クールでカッコいい曲になってた。何本もの青白いレーザーがドームにビートを刻んでいるようで、あの空間にいるだけでなんだかワクワクした。

 

今回は大倉くんが照明担当って聞いたけど『生きろ』の黄色と白の照明もすごく生命力に溢れてキラキラしていたし、『夢への帰り道』の亮ちゃんパートで夕焼けみたいなオレンジに切り替わる照明がとってもロマンチックだなぁと思った。今まで照明なんて気にしたことなかったけど、今回は野鳥の会をやめたから。


考えてみれば、ドームクラスになるといろんな人が見にくる。何年もファンをしている人はもちろん、テレビを見て興味を持った人や、誘われてついてきた人、彼らの仕事関係者もどんどん増える。見る人の数と比例して求められるものがどんどん増える中で、多くの人の欲を満たさなければいけない彼らは大変だろうなと思った。野鳥の会をしていたら見えないような部分も、試行錯誤しながらこだわっているんだなと今更ながら思った。


MCを挟んで後半は歌って踊るジャニコン


ここ数年で一番アイドルしてるエイトを見た気がした!特にノスタルジアの世界観が固められたダンスは本当に嬉しかった。真剣な表情で踊る亮ちゃんに、思わず涙で視界がボヤけそうになるたびに必死で目を見開いて見た。

 

最近はダンス経験者やスクールに通っているJr.がたくさんいるから私の目もだいぶ肥えているはずなのに、それでも亮ちゃんのダンスはスマートでとても綺麗だと思った。ターンは重力を感じないくらい軽くて軸がぶれないし、1つ1つのポージングがびっくりするほど絵になる。あの美しさは努力して手に入るものじゃない気がする。私が見たかった亮ちゃんは、これだって思った。


思い返せば3年前、ニズム初日の札幌で愛以外をを見て、私札幌まで来てなんで悲しくなってるんだろう…と思ったのがエイトから距離を置いたきっかけだった。踊らず視線を下げたままステージを去ったのがショックで、次の年からエイトコンに行く回数がガクンと減った。気分屋なのは昔からだからよくあることだったけど、私が見たいのはこれじゃないと、あの時はそう感じてしまった。

 

たぶん、その頃Jr.の現場に足を運んでいたのが大きな原因で、比べるものではないんだろうけれど、デビューしようと必死に頑張るJr.とデビューしている亮ちゃんのステージに対する熱量を比べてしまった。なんで?って思いたくなくて、そんなことを思うくらいなら離れたほうがいいと思った。

 


でも、ノスタルジアの亮ちゃんは私の見たい亮ちゃんだった。この1曲にチケ代全部払えると思った。友達にピーターパンみたいだよ!って言われたとおり、緑の衣装をなびかせてステージで光を浴びる亮ちゃんは本当に綺麗だった。エイトコンでこんなにドキドキしたのはいつぶりだろうっていうくらいドキドキした。

 

その後のソリソリもWASABIの亮ちゃんトップのイントロのジャニーズダンスも、全部全部私の見たい亮ちゃんだった。えげつないで疲れたーって顔しながらオタ芸全力でやる亮ちゃんも、青春のすべてのイントロで突然HOWEVERやりだすのも可愛くて、初日は特に嫁(ドラマの皆様)が来ていたからかダンスも全然抜かなくて、私の見たかった亮ちゃんをいっぱい見れた。2日目から前髪なくなったけど。いやイケデコなんだけどさ…前髪の需要わかっててやってるのかな…なんでそんな意地悪を…相変わらず天邪鬼…(泣)

 

 

前髪もだけど、相変わらず挨拶がへたっぴなのも、はける時は誰よりも早いのも、大倉とイタズラ仕掛けてニヤニヤしてるのも、変わってないなーって。でも少し言葉が上手になったよね。寂しいとか、自分の気持ちを言えるようになってた。前は言えなくて不機嫌になったりしてたから…ある意味昔から素直なんだけど(笑)それを上手く言葉にできるようになったよね。

 

「お盆の忙しい時にわざわざドームに来てくれてありがとう」って言う亮ちゃんが、好きだなって思った。亮ちゃんの言葉はいつだって本音だと思えるから、本当にそう思ってくれてるんだろうなって。


今回は久々にバックにJr.をつけていたのも嬉しかった。パッチ以来だっけ?


後輩にドームでライブをする姿を見せて、ドームのステージに立つ機会を与えるエイトさんが誇らしかった。特に関西の子たちが東京ドームに立つことなんて今までほとんどなかっただろうし、いろんなことを吸収できるいい経験になったんじゃないかな。それと同時に、ガムシャラに頑張るJr.たちからエイトが学ぶものもあったんじゃないかな。


決して王道路線ではない、独自の道を切り開いてきた彼らだから、あえてジャニーズらしさを出さないようにJr.ではなくダンサーという選択肢だったのかと思ってた。それを今回Jr.にしたのは、アイランドでJr.と接点を持ったのも理由なのかな。歌って踊るアイドルが見たい!っていうファンの声を、汲み取ってくれたのかな。わからないけれど、ジャニーズの受け継いでいくスタイルが私はとても好きだから、すごく嬉しかった。

 


今回のライブは私が過去見てきたエイトコンの中でも一番お金がかかっているように見えた。ムビステを3台、個人トロッコも簡素なものではなくしっかりしていて、フロートも豪華でレールも敷いてあって。水も火もつかって、花火を88発。ステージだけでなく照明も可動式。ここ最近、そんなお金のかかったライブを見てなかったから、演出ひとつひとつに、お金かかってる!!ってすごく現実的な驚き方をしてしまった(笑)それだけ、いろんなところにお金をかけられるようになったんだなぁって、10年前の初ドームの簡素なステージを思い出してしみじみした。


約10ヶ月で二度の5大ドームツアーを行ったアーティストは、日本で史上初らしい。総動員数は140万人。これだけの数字を叩き出せるアイドルは、おそらく今事務所に2.3グループしかない。エイトはもうすっかりジャニーズ事務所を牽引する存在。多方面から必要とされて、後輩から憧れられる存在になった。

 

大きくなるにつれ、変わっていってしまうようで寂しかった時期もあったけれど、実際に変わってしまったのは私の方で。亮ちゃんは初めて見た時から今もずっと、カッコよくて寂しがりやで気分屋さんで言葉がへたっぴで、スターだった。

 

エイトコンにくると、なんだか安心する。エイターのお友達もコンサートの空気も、年に数回しか行かないのにスッと馴染ませてくれる、そういう度量がエイトにはあるし、やっぱりわたしはエイトに育てられたジャニオタなんだなと思った。青春のすべて…とは言わないけれど、亮ちゃんは、やっぱり私の青春だ。


ところでMCで飲んでたのは本当に牛乳なの…?今ツアー中にだれかつっこんで欲しい(笑)

七色の夢を見た

EX THEATER ROPPONGIで行われている『~君たちが~KING'S TREASURE』Love-tune公演に行ってきました。

 

Love-tuneのライブは去年のサマステ、今年のクリエに続いて今回で3回目。バンドノリがエイトで育った私には居心地がいいのと、顕嵐くんの顔面見てるだけで沸ける!というのが、毎回見に行きたくなる理由です(笑)

 

 

 

1回のみの参戦だしスタンディングで見えないもの多かったし、記事にする予定なかったんだけど、求められるとコールもブログも頑張るタイプなので、書きます!(笑)

 

 

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『風 is I?』 過去を請負う人

健人くんに続き、風磨くんのソロコンに行ってきました。

風磨くんのソロは3年目にして初参戦。人の心を掴むのが上手な彼が、一体どんな世界を作りだしているのか、そして一昨年の『風is a doll ?』昨年の『風are you?』から『風is I ?』と、自分は何者なのか、常に自分自身に問いかけてきたタイトルの答えはでたのか、という点も含めて楽しみにしていました。

 

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『Mission:K』笑われることを恐れないエンターテイナー

先週末から始まった夏の恒例イベントSummer Paradaise。そのトップを飾った中島健人くんの『Mission:K』を見に行ってきました。

 

一昨年の『Love Ken TV』が本当に楽しかったので、今回も楽しみにしていました。健人くんは絶対に楽しませてくれる!という信頼感があるのがすごいなと思います。

 

 

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魔法は誰の中にもある

阿部顕嵐くんが出演するミュージカル『魔女の宅急便』を観てきました。

 

この作品は過去にも3度舞台化されており、トンボ役として元光GENJIの赤坂さん、元SMAPの森さん、V6の坂本さんと長野さんが出演されています。当時の演出は故・蜷川幸雄氏。

 今回、岸本功喜さんによる演出・脚本で新たなミュージカル作品として生まれ変わることになり、トンボ役に大抜擢されたのが阿部顕嵐君でした。

 

私の顕嵐君の印象は「自己主張しないイケメン」

 

ダンスも踊れるし、端正な顔立ちでドラマの主演までしているのに、ユニット内では一番端っこにいたりする不思議な存在。MCでも「顕嵐は?」と振られなければしゃべらないくらい、自ら目立ちにいくタイプではない。最近は安井君のプロジェクト(?)により真ん中で歌ったり踊ったりすることも増えたけれど、それでもまだセンターというイメージはありませんでした。

 

そんな顕嵐くんがジャニーズからたった1人で、人生初のミュージカルに挑戦すると聞いた時は本当に驚きました。

 

彼の出演した舞台はプレゾン、ドリボ、ジャニアイくらいしか見たことがないけれど、個人的には舞台が得意なタイプだと思ったことはなくて。ほとんどセリフもなかったし、目が泳いでるな、目線が低いなと感じることの方が多かった。サマステやJr.祭りでは生き生きしていたから、どちらかというとライブ向きかなという印象でした。

 

クリエで、「ミュージカルは今までやってきたことと全然違う。毎日しごかれてる」と言っていたので、短期間の稽古でどこまで持っていけるのか、正直心配な気持ちの方が大きかったです。

 

 

 

新国立劇場はとてもきれいで見やすい劇場でした。中劇場の収容人数は1000人ほど。帝国劇場の半分くらいですが、そのほとんどが顕嵐君目当てのお客さんだったように思います。東京は4日間6公演とはいえ、6000人以上を集められるジャニーズのネームバリューと顕嵐君の人気に驚きました。今のJr.にはデビュー組相当の集客力があると実感させられました。

 

 

↓以下はストーリーのネタバレになります

 

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