らぶそんぐ

今日も元気にあいどるおたく!

ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 『untitled』in 東京ドーム

嵐のUntitled 東京ドームを見にいってきました。感想というか、感動を書き残しておく!!短いけど!


直前になって声をかけてもらって、アルバムも聞かずに臨んだのに、コンサート後にアルバムを借りに行ったのは初めての経験!
それくらい今回のコンサートはすごかった。ほんとにすごかった。少し前まで感じた懐古センチメンタルコンサートからすっかり脱却して、新たな世界に一歩踏み出してた。

去年のあゆはぴ?も、嵐はドームでも距離を感じないと思ったけど、今回ガチの天井席だったのに本当に距離を感じなかった。むしろ天井席が一番彼らの表現したかった世界が見えたかも。制御されたペンライトが生み出す光の世界と音楽、彼らのパフォーマンス全て揃って完成する世界なんだとしたら、それは天井席からしか見えないから。

新鮮だったのは、可動式巨大分割モニターのみのドシンプルなステージ。飾りもセットもほとんどなしで、始まるまでは地味だなと思っていたけれど、始まったらモニターが映し出す映像の美しさとその巨大さに圧倒された…!家でテレビ見てる感覚で天井からモニターが見れる。いつもなら防振双眼鏡で野鳥の会一択の私が、双眼鏡を下ろす時間が増えた。相当お金かかってそうだけど、全グループあのモニター使ってほしい(笑)センステも、ステージ自体がモニターになっていて、上から見ると本当にきれいだった。天井席をより近く感じさせるための趣向が凝らされてた。


本編終盤のSong for youは完全にディズニーのショーかハリポタ系ファンタジー映画の冒頭のようだった。映像と美しい旋律と照明で、今からどこの世界に連れていってくれるのかと思わせる演出の中、大野さんの優しい歌声が響くドームは、まさに別世界だった。最近の嵐はほとんど見ていない、Jr.時代から応援しているわけでもない私ですら思わず涙が出るくらい感動した。飲み込まれるような壮大な世界観に、嵐は本当に今の日本のエンタテイメント界の頂点にいると思った。もっと素晴らしい世界がどこかにあるのかもしれないけれど、私が見てきた中で万人の心に響くコンサートと言ったら、確実に今回の嵐がNo.1だ。松本潤、ほんとにすごい所まで来たなと思った(笑)


近くてテンションが上がるのは当たり前。会場が大きくなれば、近さだけでは大勢の人を楽しませられない。嵐は広い会場でいかにお客さんを楽しませるかという課題に向き合い続けた結果、ここにきてその結果をしっかり出してきたと思う。表現したい世界を実現するための知名度と影響力、今まで積み上げてきたものがいろんなことを可能にして、嵐の可能性をさらに切り開いてる。あのコンサートを見て、アイドル風情がなんて言う人はもういないだろう。でも、アーティストというのもどこかちがう。嵐は視線の先に未来を見据えながら、ファンの存在を1ミリも置き去りにしていなかった。観客とステージが切り離されている時間が1秒もなかった。私のみたい嵐は、ちゃんとそこにいた。彼らは紛れもなくアイドルだった。メンバーと観客が、嵐という国民的アイドルを一緒になって作り上げていた。

ものすごい思い入れがあるわけでもなく、わかりやすいストーリーがあるわけでもない、メッセージ性が強かったのかと聞かれたらそうでもないのに、感動して涙が出るコンサートは初めてだった。本当にすごいものを見た。嵐もそろそろ落ち着くかなーなんて思っていたけれど、甘かった。あと5年は、自分名義で当たる気がしない(笑)